― 市場・ポジション・顧客を一本につなぐ考え方 ―
なぜ「良い需要を見つけたはずなのに」うまくいかないのか
市場調査もした。
稼げる市場も理解した。
良い需要も見つけたつもりだった。
それなのに、
- 発信しても反応が薄い
- 言葉が誰にも刺さらない
- 「結局、誰向けなの?」と言われる
そんな違和感を感じていないでしょうか。
この状態に陥る人は、とても多いです。
そして原因は、努力不足でもセンス不足でもありません。
需要が、まだ完成していない。
この一言に尽きます。
良い需要は「存在」しているだけでは使えない
市場には、無数の悩みがあります。
- 副業で稼げない
- 集客がうまくいかない
- 将来が不安
- 自分に何が向いているか分からない
これらはすべて「需要」です。
しかし、この状態の需要はまだビジネスでは使えません。
なぜなら、
- 誰の悩みなのか分からない
- どんな状態の人なのか分からない
- 今なのか、まだ先なのか分からない
つまり、人に結びついていない需要だからです。
特に真面目な人ほど、
「これだけ多くの人が困っているなら、きっと役に立てるはず」
と考えがちですが、
この時点ではまだ「良い需要」とは言えません。
市場・ポジショニング・ターゲッティングの役割を整理する
ここで一度、真理①の中身を整理します。
市場とは「どんな問題領域を扱うか」
市場とは、
- 社会に繰り返し存在している問題
- お金を払ってでも解決したい人がいる領域
- 個人が関わる余地がある範囲
を指します。
ここで見ているのは、問題そのものです。
主語は「自分」ではなく、「世の中」にあります。
ポジショニングとは「その問題をどう扱うか」
次に考えるのがポジショニングです。
- 自分はどんな役割を担うのか
- 何を専門として扱うのか
- どんな切り口で関わるのか
これは、
市場の中での自分の立ち位置を決める作業です。
ここで初めて「自分」が登場します。
ターゲッティングとは「その問題を誰のものとして扱うか」
最後に来るのがターゲッティングです。
ターゲッティングで考えるのは、
- どんな状態の人か
- どんなタイミングで困っているか
- どんな心理で悩んでいるか
つまり、
この問題を、誰の需要として向き合うのか
を決める工程です。
ターゲッティングは「需要を完成させる工程」
なぜ、ターゲッティングが最後なのでしょうか。
それは、
- 市場だけでは抽象的すぎる
- ポジションだけでは独りよがりになる
からです。
需要は、
- 市場に存在し
- 自分の立ち位置が決まり
- さらに「誰の、今の悩みか」が特定されたとき
初めて、現実で使える形になります。
この瞬間、需要は「完成」します。
5H3Hで考える「完成した需要」
ターゲッティングで有効なのが、5H3Hという考え方です。
ここで大事なのは、
属性を作るためではないという点です。
見るべきなのは、
- Who:誰が
- Where:どこにいて
- When:いつ困っていて
- Why:なぜ悩んでいて
- How:どうなりたくて
- How much / How often:どの程度の負担感・頻度か
つまり、
その人が今置かれている文脈です。
この視点を持つと、
- どこにいるか
- どんな言葉に反応するか
- どんな表現なら届くか
が自然と見えてきます。
ターゲッティングとは、
「どこにいるかを特定するための作業」でもあるのです。
ターゲッティングは「絞る」ことではない
ここで、多くの人がつまずきます。
- 絞るのが怖い
- 誰かを切り捨てる気がする
- 可能性を狭めている気がする
しかし、実際にやっていることは違います。
ターゲッティングは、
- 排除ではない
- 切り捨てではない
優先順位を決めているだけです。
ちゃんと届くようにするために、
向き合う相手を明確にしているだけ。
向き合わない需要を決めるということ
すべての需要に応えることはできません。
それは、能力の問題ではなく、
役割の問題です。
自分の立ち位置で、
本気で向き合える人は限られています。
だからこそ、
- 向き合う需要を決める
- 同時に、向き合わない需要も決まる
これは逃げではありません。
責任です。
向き合うと決めた人のために、
エネルギーを集中させるという選択です。
良い需要は、ターゲッティングで完成する
ここまでを踏まえると、
良い需要とはこう定義できます。
良い需要とは、
市場に存在し、
自分のポジションで、
今まさに向き合うと決めた人の需要。
そして、その需要を完成させる最後の工程が
ターゲッティングです。
市場調査だけでも足りない。
ポジショニングだけでも足りない。
誰の需要として引き受けるのか。
ここまで決めて、初めて次に進めます。
この「完成した需要」が、
次の真理である
- 適切な供給
- 需要に供給を届ける
すべての起点になります。
今のあなたの「詰まり」はどこにある?
ここまで読んで、
- 市場は見えてきた気がする
- ポジショニングも間違っていないと思う
- でも、どこか噛み合っていない感覚が残っている
もしそう感じているなら、
それは努力不足ではありません。
多くの場合、
- 需要が未完成なのか
- ポジションがズレているのか
- ターゲッティングで迷っているのか
自分では切り分けられていないだけです。
そこで、
納得解メソッドの入口として
「真面目なのに副業がうまくいかない7つの理由」を
解説した動画を用意しました。
この動画では、
- なぜ頑張っているのに成果が出ないのか
- 多くの人が無意識にハマる構造的なズレ
- どこから見直せば流れが変わるのか
を、体系的に整理しています。
「売り方」や「ノウハウ」を教える動画ではありません。
今の自分が、どこで止まっているのかを理解するための動画です。
もし、次に進む前に一度立ち止まって整理したいと感じたら、
こちらからご覧ください。
