人間関係に悩まない６ポイント

2024年6月27日

今回は名著『７つの習慣』の第４の習慣「Win-Winを考える」について解説していきます。
この記事を最後まで見ると、『７つの習慣』の中で他者との関わり方についてどんな内容が書かれているのか理解することができます。

全世界で4000万部を超える圧倒的なベストセラーとなるこの本は、あなたの人生、ビジネスを成功に導く教科書のようなものです。
ですが実際に手に取ってみると、とても分厚い本です。なかなか読み進めようと思えていない方も多いと思います。

なので、７つの習慣の第４の習慣をわかりやすくお伝えしていきます。
是非最後まで読んで、その概要を掴んでいただければと思います！

理解してもらえないと思ったことがありますか？

人と関わっていく中で、なかなか他者から理解してもらえないことは多々ありますよね。
そんな悩みを抱えるあなたは、まずこの第4の習慣を学ぶと効果的です。

第4の習慣では最初に「信頼残高」について述べられています。
他者とどれだけの信頼関係を築けているかを、預け入れと引き出しに例えて表現したものです。

もしあなたが信頼残高の引き出しばかりをしているとしたらどうでしょう？
相手があなたを理解してくれないのは信頼残高が不足しているからかも知れません。

日々の生活の中で、あなたが関わる人との信頼残高について是非考えてみてください。
きっと人間関係をより良くするためのアイデアが見つかるはずです。

信頼残高の預け入れをするには？

信頼残高の預け入れをするには６つのポイントがあります。
これらを実践することであなたの信頼残高をしっかりと高め、人間関係をより良くすることができるでしょう。

①　相手を理解する: 意見の違いが発生した時に、まず自分のことを理解してもらおうと考える人は多いです。
ですが先にすべきことは相手を理解することです。
こうして信頼残高に預け入れをすることで、例え意見が違っていても相手が話を聞いてくれるようになるのです。
②　小さなことを大切にする: 信頼残高は小さな行動や発言一つで変化します。
あなたが何気なく行っている習慣の中にも、信頼残高を引き出してしまう言動があるかも知れません。
礼儀やマナーと言った一般的に良しとされている行動をできるだけ意識して選択するようにすると効果的です。
③　約束を守る: 約束を守れば預け入れに、破れば引き出しになることは明白です。
ですが身近な人との約束ほど疎かにしてしまいがちです。
何より自分との約束を守れなければ、自己肯定感も下がってしまい信頼残高を預け入れするどころではありません。
④　期待を明確にする: 意見が食い違う際には、お互いの認識にズレがあることも多いです。
相手に何を期待しているのか、きちんと合意が取れているか確認してみましょう。
思ってもいない誤解が原因で人間関係が悪化してしまうのは非常に残念なことです。
⑤　誠実さを示す: 誠実さに替わる資質はありません。
人との関わりにおいて、誠実であることは信頼残高に預け入れをする非常に重要なポイントなのです。
心から相手のことを思って行動しているのか、自分を振り返ってみましょう。
⑥　もし引き出しをしてしまった時は、誠意を持って謝る: どんなに意識していても引き出しとなる行動をしてしまうことがあります。
そういう時は素直になって謝るという選択肢が重要となります。
誠意があれば引き出してしまった分を取り戻すことも可能かも知れません。