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【書評】マンガでわかる 私って、ADHD脳!?

今回は、書籍『マンガでわかる 私って、ADHD脳!?』を紹介します。
大人になってADHDの特性に苦しむ女性の事例をわかりやすく解説する良書です。

ADHDの傾向が見られる人を「ADHD脳」と名付け、診断されていないけど困っている人でもヒントが得られる構成になっています。
実際に読んでみると、自分でも当てはまることが多く見つかり、解決のためのコツも沢山紹介されていて役立ちます。

もしあなたが自分はADHDかもと感じているのであれば、是非一度読んでみてください。
必ず人生をより良くするポイントをいくつも知ることができますよ。

目次

ADHDとは?

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは、以下の3つの主要な特徴を持つ発達障害の一種です。

  1. 不注意(注意欠陥)
    • 注意を持続することが難しい
    • 細かいミスをしやすい
    • 物事を忘れやすい
    • 指示に従うのが難しい
  2. 多動性
    • 落ち着きがない
    • 座っているべき場面でも動き回る
    • 静かに遊ぶことが難しい
  3. 衝動性
    • 順番を待つのが難しい
    • 他人の話を遮る
    • 衝動的に行動する

ADHDは子供だけでなく大人にも見られることがあります。
この障害は日常生活や学校、職場でのパフォーマンスに影響を与えることがあります。

こういった特性が原因で自己肯定感を損なっている方も多いかも知れません。
そんなあなたでもちょっとしたコツを掴めば特性と上手く付き合っていけると述べられています。

大人のADHD

大人のADHD(注意欠陥・多動性障害)については、子供の頃から続く症状が成人期にも影響を及ぼすことがあります。
逆に社会人になるまで自分の特性に自覚がないという人もいます。
仕事を始めると思うようにいかず、他の人と何かが違うと感じてクリニックを受診するというパターンです。
大人のADHDは以下のような特徴や困難を含むことがあります。

不注意の症状

  • 仕事や家庭での細かいミスが多い
  • 複数のタスクを同時に管理するのが難しい
  • 物事を忘れやすい
  • 約束や予定を守るのが難しい

多動性の症状

  • 長時間座っているのが難しい
  • 落ち着きがなく、常に何かをしていないと気が済まない
  • 過度にしゃべることがある

衝動性の症状

  • 衝動的な買い物や決断をする
  • 他人の話を遮る
  • 怒りやフラストレーションをコントロールするのが難しい

その他の関連する問題

  • 人間関係のトラブル(衝動的な発言や行動による)
  • 仕事のパフォーマンス低下
  • 精神的な健康問題(不安やうつなど)

登場人物はADHD女子の典型例

この書籍では実際に仕事で上手くいかずに困っているADHD女子が主人公となって物語が進んでいきます。
読んでいるとこういうこと自分もある、と思うことが沢山出てきます。
自分と重ねながらストーリーを通してADHDと向き合うコツが紹介されていてすぐに頭に入ってくる構成です。

感想

とにかく共感できることが多い、そして読みやすいというのがおすすめなポイントです。
物語の中で上司に叱られているシーンや、感情的になってしまうシーンがあります。
似たような経験をしてきた方も非常に多いと思います。

そして自信をなくしたり、自分なんてダメだと卑下したり、悪循環に陥ってしまうのです。
この書籍ではそういった方々を勇気づけるような言葉が多く記されています。
一度読むだけでも前向きな気持ちになれること間違いなしです。

コツメモについて

書籍の中で紹介されている、ADHDの特性と向き合う37のコツ。
これがとてもわかりやすいです。
すぐに実践できることばかりで、やってみたいと思えるハードルの低いものなのです。

ADHDの特性を著者が熟知していて、どうすれば困っている人の助けになるかを考えて書かれているのが伝わります。
実践する上での注意点も詳しく解説されているので、本を読んでもなかなか実行に移せない人でも安心して取り組めます。

この書籍はAmazonで購入できます。
こちらのリンクをご参照ください。

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