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ももクエ第2回参加!ビジネスモデルの作り方

起業する上で気になるのはどんなビジネスにするかですよね。
何も考えずにビジネスをしていると、どうしても事業として成長させにくいです。

きちんと必要な要素を分解して、組み立てていくことで、適切なビジネスモデルを構築できます。
するとあなたがすべきこともより明確になり、事業を軌道に乗せるのが速くなるでしょう。

今回はももクエでビジネスモデルについて学びましたので、学びを共有したいと思います。

目次

過去記事の振り返り

前回はビジネスアイデアの発想法について学びました。
アイデアを生み出す上で重要なのは解像度を上げることです。

アイデア自体を生み出すには、言葉を掛け合わせるのが効果的です。
そしてそのアイデアが何のために必要なのかを考えておくのがブレない事業アイデアの秘訣でした。

さらにアイデアの解像度を上げるために、誰に、何を、どうやって提供するのかを考えると具体的な起業のプランになっていきます。
起業してビジネスを形にしていく発想法としては、こういったフレームワークを活用するのが最短最速のテクニックです。

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熱量が高いこういった学びの場を積極的に活用することで、あなたのビジネスも加速すること間違いなしです。

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ですが単発での見学も可能なので、興味のある方はご連絡いただければと思います。

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ビジネスモデルとは?

ビジネスモデルと言うと難しそうなイメージを持つ方も多いかも知れません。
世の中には様々なフレームワークがありますが、専門用語も多く理解しづらいですよね。

私はビジネスモデルと聞いて、プラモデルのようにパーツを組み立てていくイメージを持ちました。
これはビジネスの要素を一つずつ分解して考え、全体としてまとめると考えると理解しやすいと思います。

講座の中ではビジネスモデルを「持続的に顧客に価値提供する仕組み」と定義していました。
持続的に、顧客に、価値提供する、仕組みという4つのパーツに分かれていると言う訳です。

具体的に何を考えるべきかと言うと大きく3つの要素があります。
戦略、オペレーション、収益です。

戦略は経営戦略、事業戦略、マーケティング戦略などに分かれますが、抽象度の高いものからより細かい具体的な部分に粒度を落とし込んで考えていく必要があります。

オペレーションは業務のプロセスのことです。
一人で事業をする場合はあまり考えないかも知れませんが、商品を作る人、営業する人、サービスを提供する人などが分かれている場合には、適切に業務が進行しているかを確認する必要性が出てきます。

そして収益をどうやって生み出していくかも必ず考えるべきポイントです。
特にNPOなどで顧客からお金をいただかないパターンや、サブスク型などの収益モデルを事前に考えておくのが重要です。

これらの要素をしっかりと練り上げ、効果的なビジネスモデルを構築できれば、あなたの起業はより成功しやすくなるでしょう。

ビジネスモデルの10W4H

ビジネスモデルはパーツごとに分解して考えるのが効果的だと言うことですが、実際にどんなパーツがあるのでしょうか。

  • Why:何の為に
  • to Whom:誰に
  • for Whom:誰のために
  • Who:誰が
  • with Who:誰と
  • What out:何を提供して
  • What in:何を資源にして
  • How:どうやって提供するか
  • When:いつ
  • Where,online:どこで(オンライン)
  • Where,offline:どこで(オフライン)
  • How much:いくらで
  • How many:どのくらいの量
  • How long:どのくらいの期間

以上の14項目について考えることを講座では説明していました。
では順番に見ていきましょう。

Why:何の為に

これはあなたの事業のミッションになります。
何のために事業をしているのかを明文化しましょう。

ミッションが明確になっていなければ、モチベーションも上がりませんし、考えがブレてしまいます。
常に自分のミッションに立ち戻れるように、普段から意識して言葉にしていきましょう。

私の場合は、「一人ひとりの価値を最大化する」と言うミッションを掲げています。
これは起業してもなかなか事業が軌道に乗らない状態だと、自分の価値がないかのように感じてしまうからです。

そういう方は非常に勿体ないです。
自分の価値を実感してくれるファンを増やしていくことが事業を成功させるポイントなのです。

是非まずはこの「何のために」から考えてみてください。
あなたのミッションが明確になれば、そこから事業に落とし込む流れが見えてくるはずです。

Who:誰に、誰のために

続いて最も重要なのがこの誰にの部分です。
特に消費する人と購入する人が違う場合もあるのでよく考えておきましょう。

例えば私がしていた塾で言えば、価値を消費するのが生徒である子どもたちです。
それに対して購入して支払いをするのは保護者である親ですよね。

こういった意思決定と消費が分離している状況もよくあるので、どちらに訴求していくのかをよく考えておく必要があります。
授業が楽しいのと、塾として選ばれるのは観点が違うのはイメージできますよね。

こうしてターゲットを明確にする意味は、どんな価値を提供するのかに影響してきます。
お客さまがほしいのか商品ではなく、それによって得られるより良い未来です。

つまり今お客さまが抱えている不・負の感情が何かを理解する必要があると言うことです。
これが十分な解像度でできていないと、全く売れないという状況に陥ってしまいます。

お客さまが何を解決するためにお金を支払うのかしっかりイメージしてみてください。
簡単に言えば、あなたの商品を利用する前と利用中、利用後の感情の変化を考えるのが効果的です。

ペルソナを考える

最も重要なポイントですのでもう少し深堀して考えてみましょう。
ペルソナという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

ターゲットとなるお客さまのイメージを具体的な一人にまで落とし込んで考える手法です。
これができるとお客さまがどんな言葉や表現に反応するのかが理解できるようになります。

ペルソナを考える上では、年齢や性別、居住地や年収などの基本情報から始めます。
そして性格や普段どんな行動をしているか、どんな価値観を持っているかを具体的にイメージしてみましょう。

更にペルソナを考える上で最も重要なのが、先ほどお伝えした不・負についてです。
どんな時にどんな不・負を感じているのか、何を問題として解決したいと思っているのか。
これがビジネスの根本になります。

最後にその問題解決のために何を判断基準にお金を払うのかを考えます。
ここまでできると、あなたの商品サービスが売れるイメージが持てるはずです。

こんなお客さまに出会えれば必ず売れる、という感覚が持てるまで何度でも練り直します。
最も重要な部分なので時間をかけてしっかりと考えてみてください。

Who,What:誰が、誰と、何を資源に何を提供するか

この部分は一人で起業する場合にはあまり多くの要素が出てこないかも知れません。
共同で事業をする際のパートナーや外注先などがあれば書き出しておきましょう。

また何を提供するかとどうやって提供するかを混同しないように気をつける必要があります。
問題が一つでも解決策は無数にあります。
お客さまにフィットする解決策が何かは話してみなければわかりません。

なので先に考えるべきは提供する価値が何なのかであり、具体的な解決策であるHowは後から考えるのが効果的です。
あなたが提供するのは商品ではなく価値であると考えて先にどんな価値を生み出したいのかを言語化しましょう。

そしてあなたが使う資源についても把握しておくのが良いです。
どんな初期投資をするのか、元となる専門性や技術が何なのかを把握するとビジネスのイメージが具体的になります。

How:どうやって

最後に解決策である商品について考えます。
どうやってお客さまの問題を解決するのかと言うことです。

ここで特に重要になるのが整合性です。
ターゲットとなるお客さまに合わせた商品設計が必要になるのです。

例えば私はよくコメダ珈琲店に行くのですが、落ち着いた店内でゆったりとした時間を過ごせます。
これがスタバだとちょっとオシャレ過ぎて緊張感が出てしまいますし、お客さまの出入りも多いので騒がしくてゆったりとは過ごせません。

こういったターゲットの違いによって、どうやって価値を提供するかも変わってきます。
これは値段の設定においても重要なポイントです。

私の場合はコンサルティングという付加価値でビジネスをしているので、価格設定も高めになっています。
これが数千円のコンサルティングだとちょっと不安になりますよね。

本当に高い価値を提供しようと思ったらそれに相応しい価格設定が必要です。
そのポイントとして松竹梅の3段階の価格をつける方法があります。

ここで気をつけたいのが価格の差をどれくらいつけるかと言うことです。
例えば最も安い梅の商品と中間の竹の商品に差が大きければどうなるでしょうか。

多くのお客さまが安い商品に流れてしまうとキャッシュフローも悪くなりますし、それだけ提供できる価値も下がってしまいますよね。
なので梅と竹の商品は近い方が効果的なのです。
少し背を伸ばせば届く価格でどうせならより良いものをと竹を選んでもらえるようにしておくと良いでしょう。

次に竹と松の価格帯ではどうでしょうか。
松はあなたの価値を最大限発揮できる最も売りたい商品のはずです。

これが竹と近い価格だとそれほど価値を感じませんよね。
最高級品というイメージを持ってもらえるように、竹と松は価格が離れている方が効果的なのです。

まとめ

今回はビジネスモデルについて解説しました。
実際に宿題でビジネスモデルを構築する必要があるため、私も自分の例としてより具体的に考えていこうと思っています。

これから起業したいと考えている方は、是非ビジネスモデルという観点で自分のやりたいことを書き出してみましょう。
そこからより良いアイデアや、具体的な商品が考え出せるはずです。

引き続き学びを共有していきますので、次回も楽しみにしておいてください。

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