こんにちは。納得解コンサルティングのかっちゃんです。
今回は八木仁平さんの著書「世界一やさしい才能の見つけ方」について解説します。
私が学習塾を閉校して自分の事業を見直そうと思った時に、改めて自分の強みを考えたいと思って手に取った書籍です。
世の中には様々な自己分析の書籍が出版されていますが、正直この1冊だけで自己分析は十分と言えるくらい密度の濃い内容となっています。
これから起業して自分のビジネスを構築したいと考えている方は、是非一度手に取っていただければと思います。
起業したい方以外にも就職活動や転職、自分のキャリアアップを考える際にも役立つ内容です。
読んでみて最初に感じたことは、とにかく内容が体系化されていて、非常にわかりやすいということです。
才能を見つけ、活かし、育てるという3ステップで構成されているのですが、一つひとつの内容に説得力があり、具体的なワークを実践することで確実に自分の強みを見つけ出すことができるように作られています。
私の場合、3つの才能を言語化することができました。
一つ目は「真理を追求し、物事の本質を見極める」才能、二つ目は「一人ひとりを尊重し、安心安全な場を作る」才能、そして三つ目は「全体像からリスクを分析し、真面目に取り組む」才能です。
もともと本を読んだりセミナーで学んだりするのが好きだったのですが、その本質は物事を深く理解したいと言う欲求でした。
書籍を読んでワークに取り組むまで、この学習意欲が私の能力を底上げする一つの強みだと今まではあまり意識していませんでした。
勉強するのは当たり前だし、知らないことを知るのが楽しいのも当たり前だと思っていたからです。
自分にとって当たり前なことが、他の人にとっては当たり前ではない。
それが強みを見つける大切な観点だと気づけました。
また、自分の強みは単に言葉を練り上げるだけでは見つかりません。
その強みが具体的に発揮された経験を書き出すことが必要になります。
私が一人ひとりを大切にしたいと考えていることに気づいたのは、私立高校で非常勤講師をしている時でした。
一人ひとりに授業の振り返りや質問、感想を書いてもらい、全員にコメントをつけて返していたのです。
これはかなり労力がかかることですが、自分にとっては非常に重要で価値の高いものだと感じていました。
クラス全体を一緒くたに考えるのではなく、一人ひとりがどれだけ理解できているか、どんな価値観で学びを得ているかをきちんと知っておきたいと考えているからです。
そして自分でも意外だったのは、リスクに対する考え方です。
安定な金融機関から独立して起業すると言うことは、それなりにリスクのあることです。
就職する際に5年で独立すると決めていた私は、自分では慎重さよりも挑戦を優先していると考えていました。
ですが実際に自分をよく振り返ってみると、仕事の中で問題点を見つけ出したり、全体像を俯瞰して不足する部分を考えたりするのが好きだと気づきました。
こういった自分の才能を見つけ出し、実際に活用し、強みとして育てていく方法が体系的に解説されているのがこの書籍なのです。
もしあなたが自己分析に悩んでいるのであれば、是非一度手に取って読んでみてください。
そしてワークに取り組むことで自分の才能を見つけ出し、人生に活用していただければ嬉しいです。
最後にこの記事を読んで『世界一やさしい才能の見つけ方』を読んでみたいと思った方に、Amazonのリンクを共有しておきます。
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