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【書評】潜在意識の使い方とは?顕在意識との関係性を徹底解説!

現実はあなたの思考が創り出している。
そんな言葉を聞いたことがありませんか?

よく言われることですが、イマイチピンと来ていない方も多いと思います。
これは潜在意識という考え方を理解できていないからです。

潜在意識の使い方をマスターすれば、現実は自分の思う方向に変えていくことができます。
しかもそれはちょっとした普段の工夫だけで簡単にできてしまうのです。

今回は潜在意識の使い方について、私が読んだ書籍を参考に解説していきます!

目次

書籍『すべては潜在意識のせいでした』宮増侑嬉著

著者の宮増侑嬉さんは「思考の学校」を運営されている方です。
思考が現実化する仕組みを体系的に解説されています。

https://shikounogakkou.com/online/lp/service2

私も思考が現実化するという考え方にはとても共感しています。
自分の気持ちが落ちていると悪いことが余計に起きるような気がしますし、機嫌よくいるだけで良い出会いや知らせが舞い込んで来ることが多いと感じているからです。

実際私が塾を閉校することになった時には、かなり落ち込んでいましたし自分の中にモヤモヤがずっと残っていました。
そこから今のWeb集客コンサルティングをすると決めることで、学びの場を見つけられたり、素敵な仲間が増えたりと良いことが立て続けに起きたのです。

まさに思考が現実を創り出していると実感できる経験でした。
あなたもより良い未来を実現したいと思っているなら、まずは潜在意識から見直してみることをおススメします。

そんな私が最近読んだ書籍が『すべては潜在意識のせいでした』という1冊です。
様々な相談事例を取り入れて、思考がいかに現実を作っているか、思考の奥底にある潜在意識がどんな影響を及ぼしているのかをわかりやすく解説されています。

起業する上でもマインドセットは非常に重要になります。
上手くいかない時に自分をより良い方向に変えていくことができるのは自分だけだからです。

潜在意識について詳しく学びたい方は是非一度読んでみてください。

潜在意識とは?

潜在意識とは、個人が意識していないが心理的な活動や行動に影響を与える心の領域です。
この概念は特に心理学者フロイトによって有名になりました。
彼によれば、潜在意識は抑圧された感情や欲求、記憶などが蓄積される場所であり、私たちの意識的な思考や決定に無意識のうちに影響を及ぼします。

例えば、過去の経験やトラウマが潜在意識に抑え込まれている場合、それが現在の行動や反応に影響を与えることがあります。
これはしばしば夢や言語のミス、日常的な選択を通じて表れることがあります。

潜在意識は常に私たちの意識的な自我とは別の層で動いており、自己理解や心理療法の過程で探ることが重要視されます。
それを通じて、自分自身の内面的な動機や抑圧された感情に気づくことができるのです。

潜在意識と顕在意識の違い

顕在意識と潜在意識は、私たちの心の中で異なる役割を果たしますが、ともに私たちの行動や心理状態に影響を与えます。主な違いを以下にまとめました。

顕在意識

顕在意識は、私たちが日常的に意識している思考や感情、感覚、知覚を含む心の領域です。
これは「意識の中心」とも言える部分で、意識的に決定や選択を行う場所です。
私たちが自分の意志でコントロールできる思考や行動がここに位置づけられます。

潜在意識

一方、潜在意識は通常、私たちの直接的な意識からは隠されている心の層です。
ここには抑圧された感情、忘れ去られた記憶、無意識のうちに影響を与える信念や欲望が含まれています。
この部分は私たちの意識的な考えや行動に影響を与えることがありますが、通常は私たちが直接意識することはありません。

顕在意識は「今、ここで感じていること」や「考えていること」に焦点を当てており、意識的な自己制御が可能です。
それに対して潜在意識は、その内容が直接的には認識されにくいものの、私たちの感情や行動に深い影響を及ぼすことがあります。
心理療法などでは、この潜在意識の内容を顕在意識の表層に持ち上げて理解することが、治療の一環とされています。

潜在意識の仕組み

潜在意識は自分の中にストックされています。
それは普段意識している顕在意識の積み重ねと言うことです。

ネガティブな感情を感じた時に、その気持ちをそのまま放置したり、見ないようにしたりしていると、潜在意識の中にネガティブな感情が溜まっていきます。
すると何を見てもネガティブな感情のフィルターを通して見ているかのようにどんどんネガティブなことを見つけてしまう状態に陥ってしまうのです。

例えば誰かに嫉妬したり、怒りを感じたとしましょう。
それは決して悪いことではありません。

ですがそのままにしておくと潜在意識にすり込まれてしまいます。
そのため適切な扱い方をマスターする必要があります。

私の場合、人と比較して嫉妬しそうになる時は、自分も同じように成功できると思うようにしています。
また、相手の言動にイラっとしそうな時は、そんなこともあるよね、と受け止めるようにしています。

こうしてネガティブな感情を適切に処理することで、潜在意識にネガティブを溜め込まずに済むのです。
あなたも普段ネガティブな感情を持つことがあるなら、適切に扱ってあげてください。

罪悪感と言う潜在意識

あなたは罪悪感を感じたことがありますか?
大きな間違いをしてしまった時や、小さなウソなどが思い当たるかも知れません。

人には良心があります。
子どもでも良いことと悪いことの区別が心の中でできているのです。

そして罪悪感はどんなに小さなものでも潜在意識に残り続け、あなたが幸せになるのを邪魔してしまいます。
自分は悪いことをしたから幸せになってはいけないと思い込んでしまうのです。

例えばダイエットをしているのについ甘いものを食べてしまったとしましょう。
すると痩せようと思った自分にウソをついたことになり罪悪感が生まれます。

そして自己嫌悪に陥って余計にストレスがかかり、また甘いものを欲してしまうのです。
罪悪感は悪循環の根源になる非常に厄介な感情なのです。

だからこそ、罪悪感を手放していくことが重要です。
もちろん悪いことはしないに越したことはありませんが、完璧な人間はいませんよね。

潜在意識に罪悪感を溜め込まないためには、リフレーミングが効果的です。
例えば先ほどのように甘いものをつい食べてしまったとしたら、頑張った自分へのご褒美だと思えば良いのです。

確かにその瞬間だけで見ると罪悪感に苛まれるような行動だったとしても、それで自分自身の価値が下がる訳ではありません。
自分にもそういう一面がある、でも幸せになれると考えてできるだけポジティブに捉え直してみましょう。

自分を癒す

罪悪感を手放すことができれば、潜在意識の使い方をある程度マスターしたものと言えます。
ですがまだまだダメな自分を責めてしまう、成功を信じられていない、という方もいると思います。

そんな方は自分を癒す方法についても知っておけば安心です。
特に子どもの頃自分が愛されていると感じられる機会が少なかった人ほど自己肯定感が低い傾向にあります。

誰にでも自分は大切にされている、愛されていると思える瞬間が必ずあるはずです。
自分の経験の中で、ポジティブな状況に焦点を当てるようにするのです。

そして今の自分ありのままで大丈夫だよ、十分愛されているよと伝えてあげてください。
自分で自分を承認することが自己肯定感を高めるポイントです。

もう少し具体的に考えるなら、自分の良い所と悪い所を両方書き出してみましょう。
そして良い所には感謝し、悪い所はそのまま受け入れるのです。
こうして自分の全てを自分の一部だと思えるようになれば、潜在意識も変わっていきます。

豊かさに気づく

人は今あるものの有難さを自覚しにくい生き物です。
大事なものの大事さは失ってから気づくとよく言われますよね。

実はこれも潜在意識が影響しているのです。
普段から信頼や感謝を口にしている人は、潜在意識にも信頼や感謝が溜め込まれます。
すると自分は信頼されている、有り難いことがよく起きていると感じるようになります。

逆に普段から不平不満ばかり口にしている人は、潜在意識にも不平不満が溜め込まれてしまいます。
すると毎日嫌なことばかり起こるように感じてしまうのです。

こういった潜在意識の使い方を知っていれば、普段何を意識しておけばよいかも見えてきます。
それは今ある豊かさに気づくということです。

例えば毎日食事をお腹いっぱい食べることができるとか、安心して眠れる家があるとか、身近な人が無事でいてくれるとか。
何気ないことでもなくなれば困るようなことが沢山あるはずです。

つまり今のあなたの状況だけでも有り難いことなのです。
この豊かさに気づくことができれば、毎日感謝の気持ちで生活できるようになります。

そして潜在意識もポジティブな感情でいっぱいになり、効果的に使えるようになるのです。

まとめ

今回は潜在意識について解説しました。
罪悪感や豊かさに気づくことなど、重要なポイントがいくつもありますが、普段から意識するだけで潜在意識を効果的に活用できることがお伝えできたと思います。

書籍には実際の相談事例がQ&A形式で多く収録されていますので、他の方が具体的にどんな悩みを抱えていて、どうやって解消していったのかが理解できるようになっています。
そういった事例を知ることで、人の悩みの背景にまで配慮できるようになり、より根本的な問題解決ができると感じました。

コーチングやカウンセリング、マインドセットなどを扱っている方は、是非一度読んでみてください。
あなたのお客さまに貢献できるヒントが必ず見つかると思います。

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