連続講座で参加している「ももクエ」もついに4回目となりました。
毎回非常に多くの学びを得られる上、宿題について講師からのフィードバックがいただけるのでめちゃくちゃ有り難い企画です!
各回の見学参加も可能ですので興味のある方は是非ももスタさんに連絡してみてください。
細部にこだわる熱量
定刻より少し早めにzoomに入ると、講師の金丸先生のLIVE配信が始まりました。
金丸先生はめちゃくちゃマニアックな知識量とビジネスの観点が本当に凄くて、話に聞き入ってしまいます。
今回は吉野家のカービィコラボについてでした。
どうやら金丸先生はカービィの大ファンのようですね。
私ではカービィ可愛いな、くらいにしか思わないデザインですが、先生の視点は非常に鋭いものでした。
カービィが吉野家のロゴマークを吸っているデザインで、ロゴマークを曲げるこだわりがあることを見つけていたのです。
吉野家のような大きなブランドの場合、ロゴマークを曲げるという表現一つでも激しい議論が行われたようです。
こういった些細な部分にも、誰かしらのドラマがあるのだと実感できる素敵な事例でした。
基本的な型を押さえておく
本題に入る前に前回の復習です。
資料作成では基本的な型を押さえておくと非常にスムーズになります。
例えばフロー型の図や比較の表などを効果的に活用することで、伝えたいことがより直観的に表現できるのです。
資料作成が苦手な人は、こういった基本的な型を知っておくだけでも資料作成のレベルがグッと上がると思います。
特にスタートアップのビジネスにおいては、言いたいことが整理できていないことや、全体像が体系的に表現できていないことがよくあります。
私もコンサルタントとして資料作成をすることがよくあるので、ある程度の品質を持っておきたいです。
前回の内容は基本をしっかり押さえる上で重要な内容でした。
私は今まで頭の中で文字を絵に置き換えるという作業を無意識にしていたのだと実感し、資料作成の要点を掴めた気がしました。
また、メモを取るトレーニングすると端的に要点をまとめられるようになるので普段からメモを取るようにすると効果的です。
グラフを作る時に気をつけることは?
私もついやってしまうのですが、色を付けすぎると情報量が増えてわかりづらいグラフになってしまいます。
カラフルな方がオシャレで良いと思うかも知れませんが、伝えたいことを伝えるのが図表の目的です。
目的に合わせてグラフや図、写真などを組み合わせて活用するのが重要なのです。
次に何事も揃えることが見栄えを圧倒的に良くするポイントです。
例えばフォント、文字サイズ、色、単語の使い方などが挙げられます。
特にチームなど複数で仕事をする時や期間を空けて資料を作成し直す際には要注意です。
フォントは私は游ゴシックを基本的には使っています。
類義語がバラバラにならないように事前にペルソナに響く言い回しを統一しておくのも効果的だと感じました。
また、規則正しく揃えることで脳への負荷を低減できるという効果もあります。
色については私が前職で資料作成している際に知ったことですが、複数の色を使いたい時はグラデーションを使うのがおススメです。
強調したい部分程濃い色にすることで情報量を押さえたまま伝えられるようになります。
エモーショナルなレイアウト
ロジカルに伝えるのは情報を正確に表現できるのに対して、相手の心を動かすにはエモーショナルな資料作成についても理解しておくべきです。
エモーショナルな資料にはキャッチ―なリード文があり、図表・写真を大きく表示するのが特徴です。
実際に「冒険」をテーマに5分間で作成したのが以下の資料です。
完成度はまあ置いておくとして、写真が全面に配置されることで、より印象的に情景をイメージさせることができたのではないかと思います。
また冒険をイメージさせるワクワク感が伝わるように黄色背景で文字を塗ってみました。
メッセージと親和性のある色彩を活用することがポイントだと言えるでしょう。
私はどちらかと言えば文章が好きなのですが、テキストとビジュアルの強みを使い分けることも必要だと痛感するような様々な資料を解説していただけました。
ピクト図と実写を使い分ける
ピクト図という言葉を実は初めて聞いたのですが、普段よく目にするシンプルな図のことですね。
私もランディングページの画像には意図せず使っていました。
ピクト図は伝えたいことがピンと来るシンプルなデザインなので、要素を並べる時には効果的に使えそうです。
それに対して実写の画像はリアリティがあり、より鮮明に強いイメージを与えることができると感じました。
今後はAIの生成画像も一つの選択肢になると思います。
私も積極的に活用していますが、的確な指示ができれば、ある程度イメージに合った画像が簡単に生成できるので、非常におススメです。
まとめ
資料作成にはロジック面とエモーショナルな面をバランスよく取り入れる必要があります。
私はロジックに偏っていることが多かったので、エモーショナルな観点で資料作成に挑戦したいと思いました。
いつも非常に多くの学びを得られているももクエに感謝です。
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